KnightsofOdessa

ディザレット(原題)のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

ディザレット(原題)(1995年製作の映画)
1.4
No.887[申し訳ないけどユタ州の歴史とかどうでも良いわ] 30点

私の精神衛生向上期間に見ようと思った”誰もレビュー書いてない映画”なのだが、「David Holzman's Diary」ほど惹きつけられることもなく、リスニング能力をフル活用しても対応できなそうだったので何回か寝落ちした。けど、後述の通り寝落ちに優しい映画だった。

題名の”ディザレット”とは1849年にモルモン教徒が入植していた地域の名称で、名前はモルモン書の中のミツバチを意味するらしい(Wiki調べ)。ディザレット準州は政府に認められることなく、ユタ州となって残っている(州都ソルトレイク・シティはモルモン教の中心地)。モルモン教というと、「シカゴ」の”Cell Block Tango”という名曲の中で、”結婚相手がモルモン教で私の他に奥さん6人もいたから殺してやったわ!”という歌詞くらいでしか知らんのだが、彼らも色々大変だったらしい。

ニューヨーク・タイムズが創刊した1851年以降のディザレット或いはユタ州についての93の記事を年代順に読み上げながら、それにあった現代の映像を重ねている(らしい)。岩や河、廃墟、どこにも続いてなさそうな道を映し出し、そこに暮らす人間たちが翻弄し続けたディザレットの大地を見つめている。これら春夏秋冬のディザレットの大地は美しい…が、それ以上でもそれ以下でもない。固定カメラの美しい風景ならナショナル・ジオグラフィックで間に合っているし、特にユタ州に魅力を感じるわけでもないので、82分もあるのはただの拷問。寝落ちして起きても同じような風景だった。

ベニングは何を伝えたかったのか。自然はこの事実を覚えているのだろうか?というつまらない問いだろうか。それなら、私が答えよう。自然は覚えていると思うよ。

追記
私はこういう映画に面白味を見いだせるような人間になりたかったけど無理そうなので諦めよう。