主演は北村龍平監督「versus」の主演を演じた坂口拓。彼が一年かけて習得した「ゼロレンジコンバット」を使い襲い来る的を基本飛び道具無しでぶっ殺し続ける作品。アクションは絶品です。というか「ゼロレンジコンバット」の品評会です。この武術とても面白い！肩甲骨をクルクル回し脱力状態からトップスピードに持って行くという凄い技で、
日本の古武術や古式ムエタイ、シラッドやシステマなど様々な武術の融合です。
それを使う坂口拓も身体能力の高さを見せつけてます。編集技術はもちろんの事ですがワンカットの中であれ程軽やかにアクションを見せれる役者は近年の日本に、彼と岡田准一と佐藤健位じゃないでしょうか？
監督は下村勇二、色々な作品のアクション監督を経験（普通に監督もしてます）しているのでアクションシーンには定評があります。
そこに川井憲次の音楽が乗っかるともう、漫画の世界 笑。
ただ、ぶっちゃけ途中から飽きました…。
やはり予算の都合とかで山の中、廃墟がメインになるのですが最初のいしだ壱成との戦いのように人混みの中でバチバチやりあうシーンがもっとあって、アクションに緩急が有ると飽きずに見れたかな…。
でも、凄い！アクション好きには中々のご馳走。
