いめーじ

ウォーキング・ゾンビランドのいめーじのレビュー・感想・評価

3.3
とにかくいろんなゾンビ映画(ドラマ)のネタを詰め込んだパロディ映画。
そのドラマのネタバレになることを書くので注意。

どこかで観たことあるようなキャラ達ばかりで、ゾンビでありながら意識のあるロミオ(恋もする)、昏睡状態から目覚めた頭のネジが無いアンドリュー(リックっぽいやつ)、アンドリューの息子でストリップバーを営業する大人になりすぎたクリス(カールっぽいやつ)、オモチャのボウガンで戦うし孤高というわけでもないイカれたダリルっぽいやつ、全然冴えないタラハシーっぽいやつ、ヒロインはゾンビランドのあの姉妹っぽいやつら、あとすぐ死ぬショーンとエド。

世界の終末を知った時に家族の心配よりも先にSNSのアカウントの死をローリを亡くした時のリックのように悲しむアンドリューには、Twitterやってる自分にはツボだった。
あと「カール」の発音笑った。

突然真面目になって怒鳴るアンドリューの「あー、なんとなくリックだ」って感じと、いちいちウザいほどに武器(おもちゃ)を構えて警戒したり脅したりするダリルっぽいやつのダリル感よ。
そんな馬鹿にした演出がロメロ的なのかもしれない…わけない

でも農場に入ってからはテンポは落ちてツボ外れっぱなしというかネタがトんでて笑えない。特にハッパパーティーとかは無駄に長くて絶対にいらなかった。
オリジナルだったら絶対に死なない立ち位置のキャラが死ぬのは驚いた。

ラストも「こういう映画らしい」終わり方で半呆れ。
観終わってからすぐでもウォーキングデッドネタしか印象に残っていない。