もっと評価が高くていいなと思う、フランス映画らしいフランス映画でした。
思春期の年頃にとって性とは特別なものだと思います。早く大人になりたいと思う反面、少し怖いところもあるでしょう。そんな思春期のなんともいえない感情をうまく表現しているなと思いました。
ディアーヌの気持ちは女性ならみんな体験したことあるのかなと思いました。(私は男性なので、父の気持ちも、ディアーヌの恋人の気持ちもわかってしまいましたが笑)
ディアーヌとジュリアは正反対の性格でしたが、お互いにとても魅力的なキャラクターで、とても良かったです。
ラストの解釈としては、子供から大人へ、一歩超えたということではないでしょうか。それを超えるのは行き交う車が走る道を通過するように危険ですが、そこを超えてディアーヌは一歩大人になるということなのではないでしょうか。
それにしても日本に比べて心も体も随分と成熟するスピードが早いなと思いました。