国粋主義的作家モリス・バレスの長編小説『コレット・ボドッシュ』の一部を用い、ストローブの生地でもある、フランス北東部ロレーヌ地方の中心都市メスの悲劇的な歴史が語られる。「ロートリンゲン」とは「ロレー…
>>続きを読むロートリンゲンとは、ストローブの生誕地であるフランスのロレーヌ地方のドイツ名。フランスでもドイツでもあったこの地の悲劇的歴史を淡々と語りながら、カメラがあっちを向いたりこっちを向いたり。パンそしてパ…
>>続きを読むこの監督の作品はこの尺ぐらいが寝落ちしない限界。ゆったりしたパンで映される街並みは初めて三脚支給されたADのロケハン映像みたい。街並に土地の歴史をモノローグで重ねるとか演出としてストレートすぎない?…
>>続きを読むストローブの生誕地フランスのロレーヌ地方(ドイツ語でロートリンゲン)の傷だらけの歴史を描くストローブ=ユイレの中編。欧州有数の炭鉱地ゆえにドイツに侵略され、大量のフランス人が流出した、血と土地の歴史…
>>続きを読むジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。
フランス北東部ロレーヌ地方の中心都市メスの映像と共に悲劇的な歴史が語られる作品。
過去にドイツに占領された時に、ドイツ人になりたくないと街を…
「ロートリンゲン!」
冒頭、観光地周辺の近代的なロケーション。様々な国旗を捉えるカメラ、観光客の姿、川の上のボート、山々、森、水、家、船、空、音。今、固定ショットで写し出される歴史と風景の美学が学…