今、高校女子サッカーが開催されており、まだ試合毎は男子と違いレベル的に放送コンテンツとして成立していないため、ダイジェスト版を民放BSで深夜に放送しています(決勝戦のみBSで放送予定)。
高校時代にサッカーに熱中し勝負事なので勝ちも負けもある。下手は下手なりに一生懸命ボールを追い、レギュラーになれるもの、3年生になっても控えのものもいる。でもそこで得るものは「人生で最も多感な時期に仲間と共に何かに打ち込めた自分」がいたということではないでしょうか。
この映画を観終えて感じたのは、しかしながら上記のような経験が出来る人なんてほとんどいないのではないか、ということです。
毎日が「死ぬほどつまんない」。サッカーに明け暮れる女子の対極にいる人たち。でもそういう人が世の中には圧倒的に多いのではないでしょうか。
ラストシーンの果子の表情と高校サッカー女子の表情とがかぶって見えたのでした。
まあおじさんにとっては遠い過去のことなんですけど(笑)