たいてぃー

リップヴァンウィンクルの花嫁のたいてぃーのレビュー・感想・評価

3.5
劇場で観る機会はあったが観れず、結局DVD観賞となってしまった。
180分は、さすがに長く、途中で切ることが出来るDVDの方が良かったか。
中盤頃で、RADWIMPSの野田洋次郎が出てくる。今や飛ぶ鳥を落とすほどのこの人が、スナックでのピアノ伴奏者役。「トイレのピエタ」を思い出したが、本作はセリフが全く無くホント残念。
内容としては、「リリイ・シュシュのすべて」や「花とアリス」の少女達が大人になって、こんな人物になっちゃいましたって、感じがしたが。どうだろう。新しさはあまり感じられず、Coccoの突拍子な演技が妙に目立ったが。
役者では、毬谷友子。「花芯」でも感じたが、妖艶さがこの上ない。それと、地曳豪。若松監督作ではよく観たが、最近はお目にかかれず。今作でも、主役の結婚相手役を中々の好演。岩井監督がこの役者を使うとは、何か意外。もっと、映画出演して欲しい俳優。「実録 ・連合赤軍」での演技は気に入ってるんだけど。