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リップヴァンウィンクルの花嫁のbibliophageのレビュー・感想・評価

3.6
手塚治虫の作品に、現実が作られたものでは無いかと悩む青年の話がある。彼は世の中はすべて仕組まれたものであって、私はまわりから見られていると。突然鏡を割ってみて、それが予定に入っていなければ、音がしないのではないかと。

この作品の主人公の七海の人生は誰が作っているのか?安室はどこまでも黒子であって、真白すらも竜宮城の乙姫様なのかもしれない。
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