あかり

リップヴァンウィンクルの花嫁のあかりのレビュー・感想・評価

3.5
Netflix「serial edition」を鑑賞。オリジナル版は未鑑賞なので比較はできません(^^;;

岩井俊二監督の作品は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(原作)しか観たことがないので、監督されてる作品はこれが初鑑賞でした。ふんわりというか、ゆるっとしたというか…日常を切り取ったような雰囲気だと思いました(凡庸な言い回しで申し訳ない)。
脚本と演出のおかげもあるのだと思うけど、やっぱり黒木華の演技が自然体で作品にぴったり合っていて適役だったのかな、と思う。歌も上手くて癒される。
特に何かわかりやすく事が起こるわけではないので、好き嫌いは分かれるかな?という印象です。
どちらかと言えばテンポの良い作品やハラハラする作品が好きなのですが、このゆっくり流れるストーリー展開から何故か目が離せず最後まで観てしまった。これが岩井ワールドか…なるほど、嫌いじゃないなぁ。
ただ、訴えたいメッセージが何なのか…そもそもあるのかないのか…不思議な作品だった。3時間じゃなくてもいいのでは…?と少し思ったり…。

結婚式(余興)の茶番の感じも、実にリアルでした(笑)割としっかり長く結婚式をやり切ってた。
結婚相手は胸糞悪かったな〜…!猫舌で一般より耐性がないなら自分で注意払えよ!火傷を人のせいにするな!中盤は黒木華が不憫で仕方なかった…。健気というか純粋というか…見ていてつらい。

Coccoの演技を初めて観たけど…良かったなぁ…。奔放な真白役にぴったりでした。あと不意打ちの野田洋次郎には笑ったごめん。結構良い場面だったので、知らない役者さんで適当に済ませずに、ちょい役でも手抜きしない感じが良かった。綾野剛は良い奴なのか悪い奴なのか結局最後まで謎だった。ホテルの場面は悪役に見せたかったとしか思えない。謎のミスリード…。