このレビューはネタバレを含みます
やっっっっと観れた
歪んでる、けど澄んでいる
黒木華にしかできない演技なのかな
光の当たり方、カメラワーク、1つ1つの表現が長いところ、劇中歌の使い方が監督らしさ
結婚式に呼ぶ家族が足りないこと
本当に1人になったとき、誰かに助けて欲しいときにどこにも帰る場所がないこと
大切な人にもっと自分を大事にしてほしい、って言ったって何もかも捨てた人間だと全く響かないこと
お金を払いたくなるほど1人で死ぬことの寂しさを感じている人がいること
身に覚えがある
触れて欲しくない部分をすごく突いてくるみたいな映画だった
これくらい歪みのある映画の方がただ面白いだけの作品よりもずっと好き
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