凄いもん観た感が凄い。
3時間のクセが物凄く強いヒューマンドラマ超大作。
先ずはしがない女、七海(黒木華)がSNSで出会った男と簡単に結婚してSNSで出会った、なんでも屋の安室(綾野剛)に、結婚式で親類の人数が少ないので仕事を依頼する。
そっから簡単に全てがぶっ壊れる。
そっから2時間は物語の行き先が全く読めない、とんでもない展開。
Coccoが現れてからが凄い。
ミュージシャンのCocco凄く好きだから、
演技も出来るんだ…
ってビックリした。
てか、けっこう映画出てるんだな。
他の出演作品も観てみたいな。
綾野剛の胡散臭さが凄い。
本当にこういう役似合うな。
ああいう仕事してる奴、本当にいそうだな…
あー怖い。
この映画の伝えたい事が後半になるまで全然わからなかったけど、全ては真白(Cocco)のベッドの上でのセリフに集約されていると思った。
小さな幸せは世界中に溢れてる。
思いやりだったり優しさだったり。
その幸せに敏感な人はちょっとした幸せを感じただけで胸がいっぱいになって溢れてしまう。
自分が壊れてしまう。
真白はだから幸せをお金で買うと言った。
人それぞれ幸せの価値感や大きさや温度は違う。
人の幸せや不幸を他人がどうこう言う事じゃない。
幸せはその人その人の人それぞれ。
七海はそんな幸せや人の価値をわかってなかったんじゃないかな。
幸せを簡単に手に入れようとすれば、簡単に逃げてゆく。
小さな事にも感謝の気持ちを大切にして当たり前だと思わない事。
有難しと思う事。
幸せにの秘訣かな…
コレは俺が個人的に勝手に解釈して思った事。
きっと何度も観ても理解は難しい内容だと思う。
人が1人や2人消えたって世界は何も変わらない。
自分だけの幸せを見つけよう。
何度も言うけど勝手な俺の個人的な解釈なので。
映画の感想も人それぞれ。
ウエディングドレスのシーン綺麗だったな…
あと、RADWIMPSの野田洋次郎のピアノに乗せてCoccoが歌うシーン良かったな。
相変わらずゲストも豪華。
岩井俊二ワールド最高。