リップヴァンウィンクルの花嫁の作品情報・感想・評価

リップヴァンウィンクルの花嫁2016年製作の映画)

上映日:2016年03月26日

製作国:

上映時間:180分

3.9

あらすじ

「リップヴァンウィンクルの花嫁」に投稿された感想・評価

xi

xiの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます


『あたしにはね、幸せの限界があるの。』

ましろちゃんは
つついてしまっただけで死んでしまいそうな、切なくて儚い子だと思いました。

『人の真心とか優しさが、そんなにはっきりくっきりみえちゃったら、人は有難くて有難くてみんな壊れちゃうよ。

だからみんなそんなのお金に置き換えて見なかったことにするんだよ。
だからあたしはお金払って買うんだ。』

そう言った彼女はきっと、ナナミにお金を払うことで愛することや愛されることを許せたんだろうな。
優しさだけを受け取ることは怖かったんだろうな。

世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ

なんて言葉はどの映画にも出て来そうな気がするけれど、このセリフは彼女が言ったのだからまたその映画との意味は全く別物になるんだろうなと思います。

観終わってじわじわ満たされているような不思議な気持ちです。

黒木華ちゃんの泣いている演技や声がすごく素敵でした。

アムロは私は好きでしたし、もし何かがあった時嫌いになっても憎めはしないんだろうなと思えます。
ヒカリ

ヒカリの感想・評価

3.7
見終わった後何が伝えたかったんだろうとまず思う、、でもモヤモヤ感はなくて不思議な雰囲気の邦画。
coma

comaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この時代、snsとインターネットとお金があればなんでも揃う。
虚構で塗り固めた結婚式の白々しさは、悪趣味なほど。こんな結婚式よくあるけど、誰が喜ぶんだろう?って思うやつ。エキストラの親族におふざけの余興、子役を使った小芝居。
でっち上げの離婚劇もそう。スマホひとつで結婚して離婚できる現代って怖すぎないか。
「死んでくれる相手」の依頼を受けて、安室はどこから七海に目をつけ始めたのだろうか。最初から?別れさせ、の依頼が入ってから?結婚式の合間、執拗にななみを観察していた目線が気になる。親戚が偽物だと、義理の母にリークしたのは安室?…だとしたら、本当に鬼、悪魔。(誉め言葉)
徹底的に追い込まれて逃げ込んだ洋館での暮らしはあまりに牧歌的で、岩井ワールド全開で心地よかったです。coccoのこと、もう一度撮りたかったんだなってよくわかりました。とても美しかった。

二人の結婚式、透明のリング、洋館でのパーティー、そして最期の初夜。
あの地獄のような結婚式とはまるでちがう、幸せな世界に鳥肌がたつ。
ななみの表情の柔らかさが、もう菩薩のようでした。
シーンは前後しますが、七海が真白を思って涙を流す。その涙を舐めて…おいしい。この涙のためなら、死んだっていい。と漏らす真白が切なくて忘れられない。

真白の母と、安室と、七海のシーン。
私は安室は、あの瞬間だけはあらゆる意味で裸になったって信じたい。
既に真白に対して裸で向き合った七海は脱がなかったんですよね。だから、あの裸だけは裏がないって信じたい。

たっぷり三時間、揺さぶられて疲れた。
それでもすぐレビューを書きたくなった。このあとは、みなさんの裸のレビューを読ませて頂きたい。
繊細だが暗くてつらい
ちゃろ

ちゃろの感想・評価

3.8
不思議な映画。透明感。
マルオ

マルオの感想・評価

3.5
不思議な感覚
どんよりと曇った日、小さな湖にボートを浮かべて一日中空を見上げてる…
しあわせ

このレビューはネタバレを含みます

次から次へとメンヘラ歌手が出てくる昨今。「もはやメンヘラって付加価値になってない?」とさえ思いますね。
そんなメンヘラの元祖・Cocco演じる真白が非常に良かった。
綾野剛 神出鬼没すぎて普通の人間ならその時点で気持ち悪って思うんやろうけど七海はまたピュアなんだ…。映像の全体的な淡さが好みでまた良い映画監督(岩井俊二)見つけちゃったなと思う
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