あさのひかり

凱里ブルースのあさのひかりのレビュー・感想・評価

凱里ブルース(2015年製作の映画)
3.5
凱里という中国の町に暮らし診療所で働く男の今と過去と。

画面も音楽もすごく美しくて好みだったし、凱里や旅先の風景はすごい惹かれた反面、いまいち話には私は難しくて乗り切れなかった。文学とか好きそうなあんな詩(なんとなくの雰囲気は分かるものの意味はいまいちピンとこず)を書いたり、診療所やれるよう人が何であんな過去あったんだろう、とか、そんなことを思ってしまったり。

過去と現在をわざと分かりにくく行ったり来たりしてる映画だと思うから、過去の出来事とかよりも彼が抱える思いとか、そっちを感じることが大事なんだろうな、と思いながら。でも、何を受け取ればいいのかピンとこなくて、私にはこの作品が多分あわないんだろうね。
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