りょんりょん

フェリーニに恋してのりょんりょんのレビュー・感想・評価

フェリーニに恋して(2016年製作の映画)
2.0
第七藝術劇場にて鑑賞
頭のイカれた母親に育てられてしまったが故に、頭が不自由な主人公が、母親やその周り(世界)から旅立つ理由として、フェリーニを引っ張り出しましたっていう映画。つか、フェリーニっていうよりも、ホドロフスキー寄りっぽいような印象。で、全くお話や場面が面白くない。そこが一番重要。所詮、フェリーニという巨匠といえども、それは他人の作った映画であり、幾ら影響を受けようとも、自分という存在が根底にないと、真似にすらならないっていう証明をしたかったっていうことでしょう。
でも、ラストだけはよかった。うん。