しろくま

ジュラシック・ワールド 炎の王国のしろくまのレビュー・感想・評価

3.7
2022.08.25/180/TV録画
〝火山の噴火で吹き飛びそうな島から恐竜を救うのに手を貸せって?冗談じゃない。自然に任せろ〟〝あの島にはブルーだっているのよ。あの子はあなたが育てた家族でしょ〟

あの大惨事から3年。〝ジュラシック・ワールド〟は閉園され、立ち入りも禁止。野良の恐竜が放し飼いの島へと姿を変えていた。しかしある日、島が噴火しそうなのが分かり、恐竜たちを救い出すのか、それとも自然に生死をゆだねるのか。人類は選択を迫られるが…。前作のあの二人もこの件については、意見が対立。テーマパークでラプトルの調教をしていたオーウェンは、成り行きに任せようって言っているのに、運営責任者だったクレアは、助けようと言い出し…結局、彼女に押し切られて助けに行くのだけど…。

火山の爆発と溶岩の噴出のシーンは、凄まじい迫力。恐竜たちも逃げるのに必死なのに、戦いを始めるお馬鹿な恐竜たち。逃げ遅れた恐竜もいて切ないね。その後、何とか、恐竜を輸送船に乗せたのはいいけど、恐竜で金儲けを考える悪い奴がいて…。そして、前作のクレアみたいに恐竜の檻の扉を開ける奴もいて、案の定の展開。恐竜が野に放たれて収集がつかないような事態になったけど、これが〝共存〟なのね。ってことは、もし、動物園が火事になったら、檻を開けて猛獣を逃がしてあげた方が、いいってことか。なるほど。それと後半のこの流れは〝ロストワールド/ジュラシック・パーク〟で、やってたような気がするけど、気のせいだよね。
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