トムトム

ジュラシック・ワールド 炎の王国のトムトムのレビュー・感想・評価

3.0
前作の「ジュラシックワールド」が愛すべきバカ映画ですごく好きなのですが今作は少しトーンダウン。

とにかく矢継ぎ早に問題が降りかかってくるジェットコースタームービーなのですが息つく暇の無い映画は100分までに収めて欲しいです。
さすがに128分は長い。

前半の火山が噴火しているジュラシックワールドでのアクションはバカバカしくてすごく好きです。
前は溶岩、後ろは恐竜とか上は大火事、下は大水とか思わず笑ってしまいそうになるピンチの連続です。

前作で歌舞伎の大見得をきるかのごとくに登場したT-レックス師匠も健在。
今回は見得に加えて後ろに大爆発を背負っての登場シーンは完全に特撮ヒーローのノリです。

後半の屋敷に移ってのアクションでかなりダレてしまいました。
何より今作のラスボスのインドミナスラプトルに魅力がありませんでした。
デザインとずる賢そうな笑いにカートゥーンの悪役テイストがありました。
壁に挟まれてペラペラになりそうな雰囲気があるというか。

ラストの「ようこそジュラシックワールドへ」な展開は大好きです。
もっと振り切った次回作に期待したいです。

メカT-レックスが出てくるバカ展開や「猿の惑星」展開とか荒野をブルーと旅するクリス・プラットな「マッドマックス」展開など夢が広がります。
トムトム

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