サメ

ジュラシック・ワールド 炎の王国のサメのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

興行的な意味合いか、単純な映画への愛かは分かりませんが、今までのシリーズを意図的に踏襲していることがよく分かる映画でした。

恐竜との共存、を目的にしたと言ってもいいこの映画は人間に対して生命の安全・生命の尊重・そして責任について、人間と恐竜の関わりを通じて描いてくれました。

そしてそれら全てが確保されることはない、とラストの映像で突きつけてくれます。恐竜が自由に生きるのであれば、囲いは作れません。私たちが日常暮らしている街や、道路や、海や、山に、彼らも暮らしており、襲われるリスクは当然存在し続けます。

それが嫌ならば彼らを排除、ここで言うところの絶滅させるしかありません。

我々人類は数百万年の時を経て、現代にたどり着き、核兵器や遺伝子工学と言った手に余る力を手に入れました。その力に責任を持つと言うことは、そのリスクを受け入れる、つまりは死を受け入れるということなのでしょう。

共存は生半可なことでは無いのでしょうが、それでも活き活きと生きるスクリーンの全ての命を見ていると、それが生きるということなのかもしれません。

ようこそ、ジュラシック・ワールドへ。
よろこそ、新世界へ。

私には、そんな風に教えられた映画でした。