このレビューはネタバレを含みます
ハエ男になったり、宇宙船を吹っ飛ばしたりしていたジェフ・ゴールドブラムが久しぶりに復帰！と楽しみにしていたが、何なんだよコレ！！！
ゴールドブラム、撮影時間3時間くらいだろ！！
だいたいさあ、オレは前作のタイトル発表時点でようやく世界中で暴れまわる恐竜が見られるんじゃあないかと、「オラ、ワクワクすっぞ」と思っていたわけだけれど、結局次作に持ち越しじゃないか。
3部作の繋ぎ以上でも以下でもないし、ジュラシックシリーズにあるまじき微妙な出来ですよ。
交配種も明らかに前作より弱体化してるし、Tレックスの出番も少ないし、クリス・プラットがいきなり強くなってるし、不満な点ばっかり。
何より許せないのが、クライマックスで人類の命運が恐竜保護団体のおばさんと飼育員とクローン人間に委ねられ、彼らの決断に全く共感出来ないこと。
あの場面で涙を飲んで人間のエゴと向き合うのが、日本の怪獣映画スピリットですよ！！
とりあえず次作では念願のオール恐竜総進撃が見れそうなので、それなりに期待はしている。
次で最後なら、サム・ニールとローラ・ダーンを出して、スピルバーグが監督してくれ！！
