かがみん

ジュラシック・ワールド 炎の王国のかがみんのレビュー・感想・評価

3.8
「ジュラシック・マンション」の方がよかったんじゃないかなー笑

今作は正直なところ、前回みたいなワクワク感+パニックSFって感じがしなくてちょっと物足りない感があったかも。終始単調(と言ったら語弊があるかもだけど)なシリアス感があった気がする。

今作に顕著に現れてたのは、第1作目でのマルコムの「自然界へのレイプ」という言葉から分かるように、自然、いわゆる環境に対する人間への仕打ちが、巡り巡って人間に降りかかってくるという、現代における環境問題そのものへの提起だったのは明らか。
(1作目からのテーマであるように思えるある種人間の儲けに対する自然界への虐待行為)
神の領域である、遺伝子レベルの問題(人間のクローン生成、新種の生成)も、人間が食物連鎖の王者の領域に生きることとはどういうことなのか、つまり環境レベルの話につながって行くんだと思う。

ただ、今作は前作同様第1作目を思わせるシーンが多々。女の子が木のエレベーターに入ってIRから身を守るシーンとか、TRのマンションの前で吠えるシーンとか。
ここまである種伏線回収してくると、次はレックスとかティムとかサドラー博士の息子とか出てくるんじゃないかと思っちゃう笑

自作も大いに期待です。
Welcome To Jurassic World
かがみん

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