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ジュラシック・ワールド 炎の王国のgのレビュー・感想・評価

3.8

冒頭の、夜の海の底で探索をするシーンからハラハラが止まらなくて、とにかく怖かった!暗闇、雨で視界が悪い、うるさいヘリの音……からの背後の…っていう定番の登場シーンが怖くて怖くて!!!映画館という閉鎖的な空間で、大きな音で観るからこそ味わえる高揚感を、今回もまた味わってきた!

このシリーズに対する愛がそこまで無いので、「ジュラッシークパーク」や、前作の「ジュラシックワールド」をどれだけ踏襲させるのかに関しては正直そんなに興味が無くて、それが功を奏したのか今作もバッチリ楽しめた。

火山の噴火という自然災害とそんな大自然に生きる恐竜のコラボレーションには胸が熱くなったし、打って変わって舞台が家の中に移り 恐竜が狭い廊下を這うように追いかけてくる様は緊迫感があり……。

お気に入りのシーンは溶岩と恐竜。古典的なお化け屋敷のような暗闇に赤い溶岩をまとった恐竜が唸り声を上げる……みたいなシーンには恐怖心を倍増させられたし、単純にああいうの好き。

最初の方で出て来た馬に関するセリフが中盤、そして終盤で 生かされて登場する遊び心や、登場人物が一度逃げた経路を再度他の人が逃げる、など 細かいところが凝っていて観ていて楽しい!

ちょっと気になったのは、クレアおばさんの立ち位置。前回の反省からの善人ぶりが半端じゃない。ちょっと違和感。

ちびブルーは我が家の猫氏よりも賢いです。
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