とむ

ジュラシック・ワールド 炎の王国のとむのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「え、ジュラシックシリーズ、そっち方面行っちゃうの?」って内容。
やってることはほぼ「猿の惑星 ジェニシス」。


映像自体の迫力やスリリングさは抜群でしたが、全体的に突っ込みどころ満載。
娘のクローン問題のなげやりな着地とか、
ご都合主義的な島からの脱出劇とか…。


しかもこれ、別にどの立ち位置からでも描けた話だと思うんすよ。
今回はクレアおばさんとクリスちゃんが"たまたま"
「恐竜たち可愛そう!僕たちが救ってあげなきゃ><」っていう立場だったからこういう話の展開になっただけであって、
「人間のエゴで産んだものだから、自分たちで手を下さないと…」とか、
「兵器にしろペットにしろ、共存して行くことが我々にとって進むべき道だ!」とか、そういう進め方もできちゃうんですよ。

要は、主役たちに確固たる軸がないんですよね。
だからなんか観ててもどっちつかずな印象になっちゃう。


人類の背負う業と罪、
まあ映画本編でも言ってましたが、核とか原子力とか、そういうののメタファーですね。
知らんがな。

おんなじテーマなら、
シン・ゴジラの方が好きなアプローチでしたね。
とむ

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