TakaCine

ジュラシック・ワールド 炎の王国のTakaCineのレビュー・感想・評価

3.6
【恐竜体験ツアー】
MX4D鑑賞で、めちゃ楽しい😁‼️恐竜が飛び出し、地響きが席ごと体を揺さぶり、唸り声が耳を劈く。さあ、この夏、五感で恐竜を味わおう😆☀️

ザ・アトラクション映画の趣。
最近公開された『キングコング: 髑髏島の巨神』、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、『ランペイジ 巨獣大乱闘』など"体験型"映画の流れを汲む、贅沢な3Dや4D鑑賞でこそ満足できる夏休み向け娯楽映画。

〈頭を空っぽにして観よう〉
「恐竜スゲー!」と童心に帰った気持ちで観ることをお勧めします。シンプルなシナリオ(恐竜を自然の中で保護したい人間VS恐竜を売り捌いて金にしたい人間の攻防戦)を、最先端の特撮技術とグロい捕食シーンと"プチぽっちゃりでも"格好良いクリス・プラット(オーウェン役)でお届けします😃

出てくる人間は、主人公たち以外はゲスな悪者ばかりなので「はよ、喰われろ!」と5分に1度は思います。願いはちゃんと叶います(笑)

恐竜相手に人間など始めから勝ち目はなく、手頃な"おやつ"でしかない😓この捕食描写は結構ホラー寄りで、お子さまには幾分グロいので注意ですよ😵(本作は決して子供向けじゃないです)

ただ悪者は100%悪者なので、どんな喰われ方をしても「ざまあみろ!」と思って後腐れありません😉スッキリ!

"脳筋ダイ・ハード"にしか見えない、ドウェイン・ジョンソン主演『スカイスクレイパー』の予告編が本編直前に流れて、僕の頭は完全に"娯楽脳"に変わってくれたお陰で、4Dも相まって楽しく鑑賞は出来ました😁ヨカッタ♪

過度に期待せず、「恐竜体験にいくぞ!」とアトラクション気分で観るなら楽しめるかな😉

シリーズ史上最多の恐竜が出てくるので、目で追いかけるのが忙しい😱(そして楽しい✨✨)

それでも嫌いなシーンがあったんですね💦
前作でも実は嫌いだったモササウルスの捕食シーン。モササウルス自体は巨大で迫力があって絵面が面白いから大好きですが、前作でも本作でも人間が無駄に餌食になったようで…そこだけが不快でした😖

ブラキオサウルスは悲しすぎる。
スティギモロクは可愛いすぎる。

何と言っても本作のアイドル、ヴェロキラプトル「ブルー」の賢さは特別すぎる(女の子だったんだね)!もう~連れて帰って飼いたい😍‼️オーウェンとの固い絆が素晴らしすぎる😭!必ずオーウェンのピンチに駆け付ける姿が健気ですね。

ジェラルディン・チャップリン、ジェームズ・クロムウェルのベテラン俳優が脇を固めていて懐かしい。

シリーズ常連のB・D・ウォン(ヘンリー・ウー役)が出てくると、俄然面白くなります。完全なるマッドサイエンティストなので、恐竜オタクなのか実験オタクなのか…ハイブリッド恐竜を創造しては喜んでいるアブナイ男です。でも彼がいないとこの映画は成り立たないので、これからもアブナイ創造をいっぱいして下さい(何のお願いだ!? 笑)

突っ込み箇所は数知れずあるけど、それでもイスラ・ヌブラル島の火山が噴火し、溶岩や岩石が大量に降り注ぐ中を、恐竜たちとオーウェンたちが全速力で逃げ惑う…この素晴らしいスペクタクル描写は、ぜひ大画面で体験してほしいです😊‼️ディザスターとダイナソーの組み合わせは、絵面がド派手で変化に富んで飽きないし、噴火に殺られるか恐竜に殺られるかのギリギリのスリル感は、4D体験で更にドキドキ感アップ😁✨✨

女の子の部屋を捜索する恐竜の描写は、ゴシックホラー映画そのもの(忍び寄る姿、影の使い方は『吸血鬼ノスフェラトゥ』『エイリアン』でしたね)で、ワクワクしながら観てましたよ😉♪

こういった映像で勝負するところが最高に良い‼️

映像だけなら満点をあげたいですね😅(脚本は問題あると思う)

攻撃パターンが「ガブリ!」ばかりのワンパターンで飽きる、殆どの人物が驚くほど単細胞で共感できない、中途半端に社会的メッセージ(遺伝子操作、金儲け主義、人道的配慮の欠落、人間の傲慢さ)を盛り込んで纏まりに欠ける、恐竜博覧会にしては恐竜の活躍が少ない、子供向けにしては残虐表現が多くて、大人向けにしては脚本が酷い…など結構勿体ないですね!

3Dや4D鑑賞で楽しむのが1番無難な選択かも😅

予告編で流れていた音楽(Irma Thomas "Anyone Who Knows What Love Is")がレトロな雰囲気があって好きだったのに、何と予告編だけか~い😖ショボーン

⚠️エンドロール後も映像があるので、席は立たないで下さいね😉

次回は、文字通りの"ジュラシック・ワールド"体験が期待できそうで、めちゃくちゃ楽しみだ😆キャッキャッ

Welcome to Jurassic World!
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