こしょう

ジュラシック・ワールド 炎の王国のこしょうのレビュー・感想・評価

3.0
ブライスダラスハワード好きなわたしとしては、そこにはもう大満足なのですが、ジュラシックシリーズってこんな映画だったっけ?と途中から思わずにはいられないほどのバカ映画っぷりと狙い過ぎたお約束の連続に失笑含む笑いをまじえながら観ていたが、ジュラシックワールドへようこそ。の破壊力でトドメを刺されました。人類王国が崩壊して、マッドマックスみたいになればいいな。

島からの脱出までは、クリプラのタコ人間や水中ボールの長回しの緊張感がなかなかよくすげーすげーと思えたし、Tレックスからの採血シーンも楽しめました。一方、繰り返される鏡越しや暗闇を瞬間照らす光の演出にフックを感じるものの、それ以上にはならず。

なによりダメなのは安易な恐竜を使った情緒シーンの多さ。恐竜そんなに人間の感情に都合よく動いてくれねーから!そういうのはもっと違うところでやってくれ。
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