Takaomi

ジュラシック・ワールド 炎の王国のTakaomiのレビュー・感想・評価

3.5
前作のジュラシックワールドの事件以来、閉鎖して荒れ果てたパークの島が噴火するというので、恐竜たちを保護することに。

ストーリーがさらにありきたりになったので、そこには触れません。
でも前作よりも印象的なシーンが増え、人間の怖さ愚かさが前面に出ているのはよかったです。
とくに最初のミナレックスの骨を海中から回収するミッションは最高です。
モササウルスの影見た時なんかは、きたーー!!!って感じでした。

そしてブラキオサウルスが炎に包まれて消えてゆくシーン。つぶらな瞳でこっちを見つめて助けて―と叫んでいるのは本当にやるせなくなりました。
人間の欲によって作られた恐竜たちを放置して、噴火で片づけるなんて。
映画なのに罪悪感でいっぱいになります。その後も富豪たちが恐竜を競りにかけたり、またまたいかついの作ったりやりたい放題。

噴火のシーンはやっぱり恐ろしかった。ハワイで撮ってるから、さらにリアル。あれの何十倍もの威力のある隕石は、もっと恐ろしいものだったでしょうね。

最後は恐竜を街に放出させて、ジュラシックワールドは始まったばかりだって力説されてもね!

汚染、破壊、売買、人間のダークな部分が全開な作品でした。
ダイナソーみたいな恐竜目線でも作ってほしい!!
Takaomi

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