原作未読です。
この映画はバッドエンド系が苦手な事もあって映画館には見に行きませんでしたね。
ストーリーはセブンからインスパイアされたパクリいやオマージュとでも言いましょうか。笑
バッドエンドに次ぐバッドエンド。
ただただ胸糞悪くて、暗くて、重くて、悲しくて、気持ち悪い。
それに尽きる。
このように自分にはマイナス点にしかならない内容です。
まぁ原作を忠実に再現したという事なんでしょうがないと思います。
じゃあなんで高得点なのかと言われますと、その所以は役者陣の演技がそれらを超える程の物だったからです。
全役者、特に犯人役の妻夫木さんの人間というよりは悪魔的な演技、主人公の学生時代役の健太郎さんの演技などは素晴らしかったです。
しかし何より小栗旬。
彼のここまで肉体的、精神的に疲弊した演技を観たのは初めてでした。
ラストあたりの戦闘のシーンの精神が逝きかける表情には心が震えました。
銀魂でコメディ、キミスイで地味な役、ドラマでアクション、舞台、さらにミュージカルと何でも出来るのは凄い。
一度見た事あるんですが、身長高くて超足長くて、小顔でワイルドというよりはむしろ綺麗という感じでした。
憧れますね。
ラストシーンは最悪のバッドエンドと取るか、希望があると捉えるか別れると思いますが僕は後者だと思いました。
