このレビューはネタバレを含みます
勢いだけは認める
原作が漫画のカエルの覆面を被ったカエル男なる犯人が何何の刑と称した紙を残しその刑になぞった殺人をする猟奇的殺人を行う。それを追う沢村っていう刑事が事件の真相に迫っていくっていうセブンとSAWの表面だけを薄ーくパク(ry、もといオマージュしたストーリー
この映画を見終わった後最初に頭に浮かんだのは、他のレビューで見た今まであった有名な洋画とかの面白いとされる要素を表面的に形だけ拝借し、これにグロい要素足しとけば読者(視聴者)は喜ぶだろうという浅はかな考えが見え隠れして、、まるでエイプリルフールズを見た時の様な気分になったよ(エイプリルフールズのレビュー参照)
あとね、映画だからかもしれないけど後半のハンバーガーのくだり、ネタバレ早すぎるだろ。一瞬にして生きているのわかったから驚く暇もないわ。そのあとのカエルマスクを奥さんにかぶせて撃たせるって魂胆も声出したら一発でわかるんだからせめてガムテとかでふさいどけよ。
あと、僕はサイコパスですよって主張が激しすぎて、ノートパソコンにうつる小栗君ぺろぺろしてるシーンはなんか痛痛しかったわ。
ただこのころサイコパスって流行ってたから無理やり頑張ってサイコパスしてまーすって感じが伝わってくるようで。。
サイコパスだから喫茶店の窓にいきなり張り付いて小栗君を驚かせまーす(流石にこのシーンはギャグ映画かと思った)。
それに、なんか裁判員制度とか冤罪とかいかにも現代風刺みたいな皮肉った話が出てくるが、いかんせん何も考えもせずただ面白いだろう？視聴者？って思ったシーンを原作者(監督)が食べ放題みたいにごちゃごちゃ一つの皿に詰め込んだだけだから、一つ一つの話に深みがなく、おいしいはおいしいんだけど沢山食べるのが目的になって一つ一つの味どうこうよりも終わった後沢山食べたね(いろんな要素が表面的に詰め込まれてたな)って感想しか浮かばないのである。
まぁ唯一コワかったというか心に来たシーンは沢村の嫁の友達の、、あたし彼氏なんてていませんって、同僚や患者さんがまだいる中で大声で発表なんて、、カエル男が凄い以前に悲しすぎるやろ。。
