KeitaAndo

ミュージアムのKeitaAndoのレビュー・感想・評価

ミュージアム(2016年製作の映画)
1.6
この手の作品が世に溢れてて、それの最高峰ともいえるセブンを引き合いに出したからにはそれなりのモノなんだろうと期待していたが…。てな感じ

セブン、韓流サスペンスの足元にも及ばない、駄作。

・演技過剰すぎ
・途中から小栗さんにありがちなスポ根系
・子供は子供ぽく、刑事は刑事ぽく、サイコ野郎はサイコ野郎ぽく、みたいなステレオタイプすぎる演出
・犯人が運で切り抜けすぎ
(セブンは武力で刑事に勝てないから人質という切り札で最初から真っ向勝負するつもりなくブラピの心理弄ぶことに成功してたけど、こちらは下手したら小栗さんと格闘シーンで負ける可能性大ありじゃん、とか思う。たまたま勝ったから良かったが)
・殴り合うシーン多すぎ。全部犯人が勝てたから良かったが、負ける可能性考えんの?
・犯人が雑(病院に行ってすぐ刑事戻ってくるの子供でもわかるのに、呑気に支度とか)
・犯人がサイコに見えない、アホぽい
・お面が凝りすぎてる笑
・けど、アーティストならお面ダサい
・〇〇の刑、の意味がわからない。被害者の雰囲気や生活習慣で単純に付けてる?
・セブンはともかく、ボーンコレクターのタクシー描写や、ソウのミニチュアルーム、殺人の追憶なんかの雨の上空からの実況見分カットなどなど、既視感満載すぎ。
・病院での遺族すれ違い、マンション付近での車すれ違い、気付く直前にお店出てる、いや応援の警察タイミング良すぎじゃない?などなど謎の都合良すぎるタイミング多い
・え、犯人邸行く前に警察に一言告げて行かなかったの?
・え、最後なんでそっち撃つの?
・あれ? SiMじゃないの曲笑

これがアクションや恋愛映画なら特にノイズにならないんだけど、リアルさや伏線など脚本に重きをおくべきサスペンスでやられるとかなりタチ悪い感じ。。
ご都合主義に走ってる

セブン、ソウ、ボーンコレクター、殺人の追憶…etc. 他が優れすぎてる故、かなり駄作と感じてしまった。
やっぱり、漫画原作のアクション系映画ならお堅いサスペンス風に宣伝、ましてセブン持ち出すなどしないで、ウシジマくんや土竜の唄的なデザインの仕方なら楽しめたのかもしれない
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