天野喜孝作画の墨絵による画ニメ。天野喜孝の一連作品をうまくいじって(程よく動かして)、"画ニメ"のコンセプトってこういうことなのねと納得しやすい良い仕上がり。
空飛ぶ幽霊船は700年毎に地上に降り立つという。舟守が踏んだ地は廃墟だった。港町の娼婦がその由来を尋ねる。男はかつて永遠の命を求め異教徒の女神の怒りを買い、罰として死ぬことのできない身となったと語る。
あらすじはファンタジーで良いのですが、シナリオがどうもな。腹上死じゃねーかとか、ただヤリまくってるだけかいとか、そういうツッコミしちゃうと世界観に入り込めないので、もう少し修辞に富んだ言い回しで言葉を尽くしてくれたらよかったですねぇ。
