ふっくー

マザーハウス 恐怖の使者のふっくーのレビュー・感想・評価

マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)
4.3
これは衝撃の作品でした。
「アザーズ」「インシディアス」に次ぐオカルトホラーという肩書きがあったので、ああいう感じの映画なんかーと思い鑑賞したけど、そうではなかった。良い意味で期待を裏切られた!!

11月11日11時11分それは惨劇の時…
ある夜自分の部屋を執拗にガタガタとノックする音が聞こえる。そのあと子供部屋から子供の叫び声が聞こえてくる。そして見ず知らずの人物が部屋から出て行くのを見つけ追っかけて地下まで行くとそこには首をナイフで刺された夫の姿が…
それに追い打ちをかけたかのように目の前で子供が何者かに暗闇に連れ去られてしまう。
母親は父親殺しの犯人として逮捕されてしまう。30年後釈放され再び惨劇の家へと帰ってくる。そこに現れた1人の神父。彼は真犯人は誰なのか母親に尋ねるのだが…

こんな感じのストーリーなんですけど、本編開始から何とも不気味な展開。そう父親が刺殺される惨劇の舞台からいきなり本編が始まるのです!
30年後真犯人は誰なんだ?
とゆう話になるんだけど
それは悪魔の仕業なのか?
それとも人間の殺人鬼なのか?
と次々と謎が(^◇^;)
後半にかけて画面に釘付けになりまくりました。
全ての謎が明らかになる後半の40分。
何気ない仕草、場面、台詞がパズルのピースのように全て組み合わさっていく展開にもはや感動すら覚えました。

ネタバレ厳禁の作品なので、これ以上は何も語れませんが、オカルトホラーではありません。ホラーなのにヒューマンストーリーです。子役がとても良い演技力です。
今作これから観ようと思ってる人は予備知識無しで是非見てほしい!!
これは隠れた名作!!
ふっくー

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