ドニーイェン版、イップマンの第三章。
アクションは相変わらずカッコいいですね！特に奥さんとエレベーター乗ってる時に始まる刺客とのバトルがイカしてたねぇ。
手刀を相手の胸元に突きつけてからの打拳、ワンインチパンチ！たまんねぇ。ジークンドー風味を感じる。
しかしながらジークンドーと言えば、ブルースリー要素を入れたいのは分かるが、演者の鼻触るモノマネとかが文字通り鼻につくwww
正直マイクタイソンとかも要らんかったかなぁ。イップマンがタイソンぼこすんだったら気持ち良かったのに、そこの引き分け要ります？！
なんかブルースリーとマイクタイソンのせいで、物語が軽薄な感じになったなぁと。
史実ありきで物語を作る制約があるので、人物像をいじりにくいのは分かるんやけど、イップ師匠の成長があまり感じられないよね。せっかくの続編ものなんやから、過去作を踏まえた人間的な成長とか見たかったなぁ。贅沢なんかなぁ。
イップ師匠の嫁さんも気持ちは分かるんやけど、もうイップマンがあんな人間やってこと痛いほど知ってるでしょうが！息子を助けて帰ってきた旦那にビンタとは、酷い仕打ちやと思うで俺は。
とはいえ安定の面白さ。
終盤に奥さんにお願いされ木人樁の打込み稽古をするシーンにはホロリと来てしまいました。
イップマンの背中が泣いてたね。
ドニーイェン版の4作目である完結編も劇場公開されてる様なので、そのうち観ると思います。
