イップ・マン 継承の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

イップ・マン 継承2015年製作の映画)

Yip Man 3

上映日:2017年04月22日

製作国:

上映時間:105分

4.0

あらすじ

1959年。好景気に沸く香港は、その一方で、無法地帯になりつつあった。裏社会を牛耳る最凶の不動産王・フランクによる暴挙から町を守るため、静かな達人イップ・マンは立ち上がる。だがそれは、自身の家族をも命の危険にさらすことを意味していた。さらには、武術“詠春拳”の正統をめぐって挑まれた死闘・・・。果たしてイップは、人生において最も大切なものを見出し、守り、伝えることができるのか?

「イップ・マン 継承」に投稿された感想・評価

やっと観ました、三部作の完結編!
音速を超える飛び蹴りで過去にタイムスリップしたブルース・リーが、成り行きからイップマンの母親と恋に落ち、自らの存在の危機に陥る一作目。将来、大麻所持で捕まるジャッキー・チェンの息子を救うために未来にタイムスリップする二作目、そして、タイムパラドックスは収拾されるのか、大注目の完結編です・嘘です!

大戦後の動乱も一先ずの落ち着きを取り戻し、イップマンの宿敵も一作目は憎っくき日本兵→二作目でイギリス人、から今作では“西洋人”と大括りにきました!きっとスイス人とか「ヒャッ!」ってなってるでしょう。
悪い地上げ屋から学校を守ったりする“夜回りイップマン”が同業者に妬まれてトラブルになったり、奥様が具合悪くなったりと、新喜劇ばりのスケールの小さい話に終始しておりますが、まあそんな事は御構い無しにドニーが大暴れなのです。ジャンル映画を悪く言うヤツにはドニーの鉄拳(からの蹴り、バック肘、鉄拳超連打、キメ顔)が火を噴きますよ!
実際、シンプルでタイニーなストーリーがちょうど良く感じられるのです。メリハリも効いてますし、ドニーの社交ダンスという誰得サービスシーンもあって大満足!“カンフーシーンが有る大活劇”では無くて、ちゃんと“カンフーを見せるためのドラマ”になってます。正直、最近のジャッキー・チェンの映画より格段に面白いです。ごめんね、ジャッキー…。
印象的だったのは俯瞰撮影での学校の攻防戦。大人数の大乱戦はノンストップでどんどん状況が変わっています!ハイ・ローとかでも見かける、凄く可能性を感じる手法ですね。狭い場所でのムエタイマンとの一騎打ちも良かったです。アジア人はホントにジェイソン・ボーンぽいの好きねぇ。タイソンとの三分間一本勝負も本物同士の気迫が漲ってます。そしてなんといってもクライマックスの(特に意味無く)お互いの子供が見つめる中での同門対決!備品壊しまくりのメガバトル!これこそ見たかったカンフーアクションですよ。マックス・チャン、スター性有りますねぇ。
三部作のフィナーレを飾るに相応しい、盛り沢山の極上エンターテイメント作でした。でも、これで終わりは寂しいので、今度はドニーによるブルース・リー物語、更にはドニーイェン物語もお願いしたいです!
現実世界では違うだろうが、映画世界では、クンフーが最強なのだ。
犬

犬の感想・評価

3.6


1959年の香港
妻と息子と暮らしていたイップ・マン師匠の家族の命が危険にさらされる事態に
さらに、武術「詠春拳」の正統をめぐり、死闘を挑むことになるが……

ハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師と知られるイップ・マン(葉問)を演じるアクションシリーズ第3作

元ボクシング世界ヘビー級王者のマイク・タイソンがフランク役で特別出演

師匠が教えてくれたこと

今回もアクションのオンパレードで楽しめました

いきなりタバコからスゴい
何人相手にしてんねん

家族愛に感動です

ドニー・イェンのアクションは凄まじい
相手役もスゴイですよね
EGM

EGMの感想・評価

3.0
ブルース・リーキターーー!
ワンインチパンチもキターーー!!
ついでにタイソンとまさかのエキシビション……。

そんなことよりも、激動の時代にも変わらず支え続けてくれた綺麗な奥さんが病魔に冒されてしまいます。
笑われても馬鹿にされても、大切なのはそばにいる人。
奥さんには師父の打つ木人椿の音も、大切な生活の一部だったのですね。木人を打ちながら泣いている師父の背中に、僕も涙してしまいました。
ゲスい敵役を演出するのが巧みなイップマンシリーズ第3作。本作はマイク・タイソン率いるゲスい地上げ屋軍団との抗争や詠春拳の正統継承者を自称する馬鹿者との対決を描く。タイソンのド迫力!破壊力!悪役感丸だし!パンチがヒットしたら確実に死ぬっ!はず?

ところが、今回はカンフーごっこだけでなく、奥様の観月ありさとの夫婦愛が描かれる。これまで地味に陰日向なく支えてくれた観月ありさにスポットが当てられるなんて。今まで武術バカ一代として生きてきたイップ師匠が奥様と愛のダンスを踊るのだ。でも、全然似合ってないし…

木人樁の音を聞かせてっ、アナタ…
しっかり聞かせてやれい、イップ師匠!
カン、コン、カカン、コン(泣)…
師弟愛、親子愛、夫婦愛、武術愛、そこに地上げトラブルや道場荒らしや異種格闘技戦などなどいろんなエピソードを詰め合わせた欲張りな一本。
それなのに散漫にならずかっちりまとまって、最後は「ええもん観させてもらいました…」とありがたい気持ちになるのがすごい。
階段ファイト、圧巻。
Boss2054

Boss2054の感想・評価

4.2
久々にドニー・イェンの真っ当なカンフーが観られた。
嬉しい限りである。
やっぱ、カンフー映画はこうでなくちゃねの連続である。

1959年の物語だから、
日本で云うと昭和34年。

小学校が暴漢に襲われたり、
子供たちが街中でさらわれるなど、
ホントかな⁇
と思うエピソードが多々出てくるのが、当時の香港を知らない私としては、いささか説得力を欠く。

が、イップマンと云う実在の人物がモデルの物語であるからして、
多分、それに近いコトはあったのだろうと納得せざるを得ない。
恐るべき、香港。

さて、オープニングは若き日のブルース・リーの登場で興味を引く。
その後の展開もドラマパートがしっかりしているので、
飽きさせない。

中盤のハイライトは、マイク・タイソンとの決闘である。
このシークエンスはさすがに迫力がある。
何しろあのマイク・タイソンだからね。

クライマックスの対決も迫力があるが、
今作品のテーマは、
愛、だろう。

余命いくばくもない妻に静かに寄り添うイップマンの姿が切ない。
白眉は、
奥さんに請われて、
久しぶりに木人を相手にするシーンだろう。
静かに木人を相手に稽古を始めるのだが、
カメラに背を向けた時、
その動きが一瞬止まる。
その背中に哀しみが溢れている。
ドニー・イェンの演技力炸裂。
思わず、涙した。

愛溢るるカンフー映画である。
bopapa

bopapaの感想・評価

3.8
2018年 60本目 カンフー物は点数甘め

ドニー・イェン主演のイップマンシリーズの完結編。監督は3作共同じですが武術監督が前作までのサモハンから、今作は何とユエン・ウーピン!とりあえずこのドニー・イェンのイップマンが速すぎて「CGじゃないんだよねコレ?」とビックリするので香港カンフー好きは観た方が良いよ。

どの作品も格闘シーンが死ぬ程カッコ良かったんですが、今作も「イップマン対11人」「イップマン対ムエタイ」「イップマン対マイク・タイソン」そして禁断の「詠春拳対詠春拳」と、とんでもない事になってます、ほら、ここ読んだだけで観たくなるでしょホントに。香港カンフー好きは絶対観た方が良いよ。

何故か武道家同士が戦う場所が、3作共に道場で無くて飲茶をする飲食店でやたらとおこなうんですが、ホントに昔の武道家はレストランで手合わせしてたのかは知りませんが、ともかくテーブルや椅子ブッ壊します。香港カンフー好きは観た方が良いよ。

1959年の香港が舞台なのですが無法地帯ぶりが半端じゃなくってチンピラ共が土地開発の為に傍若無人過ぎる行為をおこないまくるのですが、いくら何でもこんな治安悪い訳無いだろオイ!とツッコミまくれるのも魅力です、1959年の香港の治安の悪さが最早ファンタジーレベルなのを感じられるのでファンタジー映画好きも観た方が良いよ(流石に強引過ぎるオススメ)。

カンフーシーンだけで無くて、三部作の最後なので奥さんとの夫婦愛に関してもキッチリ描いてくれて、愛する人がいる人ならきっとグッとくるはず、香港カンフー好きで無くても観た方が良いよ。

ラストバトルの詠春拳対詠春拳は、相手役のマックス・チャンが凄すぎ。この人、「ドラゴン×マッハ!」って映画でもラスボスの刑務所長演じててエグい動きしてたんですが、今作でもドニー・イェンとのマッハパンチバトルが速過ぎて「これもCGとちゃうの?」とビックリする事間違い無し、香港カンフー好きは観た方が良いよ。

めっちゃ面白かった。
hironaka03

hironaka03の感想・評価

4.5
2015年公開だけど、日本では2017年公開。
実在した武術家 葉問(イップマン)を ドニー・イェン が演じた、序章、葉問に続く三作品目 継承。
イップマンは、中国武術の咏春拳(えいしゅんけん)
詠春拳葉問派宗師 であり、門下生に 李小龍 後のブルース・リーがいる。 この映画2作目のラストと、この作品にも門下生になる前のブルース・リーが出てくる 笑
今回も面白かったし、いい話だった。 アクションシーンがやっぱ凄いね。 いつも観終わってから後日、アクションシーンだけ見返してしまうのが定番になってる🙌 奥さん役を演じてるリン・ホンさんは美人。簡単な感想だけで許して下さい🙏
地上げ屋だ! タイソンだ! と思ったら夫婦愛に号泣……。

詠春拳の達人にしてブルース・リーの師でもあるイップ・マンをドニー・イェンが演じた人気シリーズ第3弾。

今回のポイントはもちろん、不動産王フランクを演じるマイク・タイソンが敵役だということ。ドニー対タイソンのドリーム・マッチが実現……まあ、タイソンもスーパースターですから、結果は3分1本勝負のエキシビション・マッチ的なもの。でも前作よりちゃんと異種格闘技していて大満足。詠春拳とボクシング、どちらが最速の拳か! そうそう、こういうのが観たかったんだよ!

というのが物語の中盤までで、ここからはマックス・チャン演じる、同じ詠春拳を操るチョンとイップ・マンとの戦いがクライマックスに据えられるのですが、それ以上にフィーチャーされているのが、イップ・マンとその妻・ウィンシンとの夫婦愛なんです。

このシリーズの魅力はドニー・イェンのカンフー・アクションであるのは間違いないのですが、僕は妻や子らに見せるドニーの笑顔が好きなんです。そして時折家庭を疎かにして妻から怒られ、ションボリするドニーの人間味あふれるところが好きなんです。そんななか最後にウィンシンから「戦って」と言われるんですよ。そしてウィンシンの前で、木人椿に手を合わせるんです。今まで見た木人椿シーンでもっとも悲しい、もうここ号泣ポイント。

とにかく全編に渡って格闘シーンが満点なのは言うまでもないですが、それ以上にイップ・マンとウィンシンの仲睦まじさにウットリしつつ泣ける一作です。リン・ホン、素敵な役者さんですね。

余談ですが、ウィンシンのためにイップ・マンがブルース・リーにダンスを教わるシーンがありますが、それがリーお得意のチャチャチャだというのもニヤリとしましたよ。