インドのスポ根。星一徹とアニマル浜口。
レスリングの映画観たのこれが初めてなんですけど演技がとんでもねえ。超人。こんな上手く本気の闘いを演じれるもんなんすね。
幼年期パートの子役が特に凄かった。本作で初めての試合シーンがあるんですがもうそれこそレスリングよろしく投げ飛ばされたかのような物凄いインパクト。
親父が、物語の根幹である自らの夢だけでなく、女性の地位までも娘に託してるのが非常に良かったです。髪の毛とか割と酷いことしてたけど。そこから判断しても優劣とか区別をつけてなかったんだろうな。
全部が全部親父マンセーじゃなくてちゃんとダメなとこはダメって言ってくれる映画だから好き。
汗と砂に塗れる虐待レベルのシゴキ、無能コーチと親父との間の葛藤やら歯痒いシーンも多い中、オムカルのキャラが清涼剤となって頬の緩みを呼ぶ。
実話ベースらしいけどアレが脚色だったら実際のコーチかわいそすぎない？
ラストの試合の魅せ方が新鮮で予想がつかず。そもそも予想よりも手に汗握ってギータを応援することに夢中になってまうんやが。バーフバリに続きそりゃこれも話題になるわ。面白熱かった。
