これはもう「巨人の星」だな(^^)。
末節だけど、インドなのに「チキン」は不浄のものなんだ! 普段チキンカレーがインドカレーの基本かと思ってたので、ちょっとびっくり!
さらに「14歳になったら会ったこともない男に嫁ぐ」のが当たり前というインド事情! 男尊女卑やカースト制度など、北朝鮮並みに人権や平等がない国が、経済だけは急速に発展してるのが不思議でならない。
で、星一徹オヤジと、無理やりレスラーにさせられる姉妹の話だけど、インド映画らしく、すっごいストレートにカタルシスをもたらしてくれるスポ根もの!
最近の映画は邦画・洋画共に、勝って喜ぶだけじゃ物足りなくて、複雑な事情や心理描写を入れ込むものが多いけど、インドは違う! 潔いほどストレート!
日本も高度成長期には多くのストレートな娯楽作品が作られたが、今が高度成長期のインドではこういった作品が国民の最大の娯楽となっているのはよくわかる。
先進国なら思い切り虐待でしかない「指導」も清々しいほどの「愛」になる。泣いてる人、いっぱいいました。「バーフバリ」に続くNo.1 インド映画。おもしろい!
(チラシの裏に「栄本部長」写真入りで出てるけど、作品内でもコーチ間の確執とかあったし、タイミング悪いよね〜)