しょうちゃん

ダンガル きっと、つよくなるのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
2018年34本目の劇場鑑賞。

アーミル・カーンが、
2人の娘を世界的レスリング選手に育て上げた実在の熱血パパを演じるスポ根家族ドラマ。
観た人なら誰でもわかる超王道スポコン映画。

インドでこんなにもレスリングが盛んだとは知らなかった。
実話にフィクションを混ぜているのもインド映画らしい。
誰よりもレスリングを愛するマハヴィルだったが、
生活のために金メダルの夢を諦め引退を決意する。
金メダルの夢はまだ見ぬ息子へと託されるのだった。
ところが生まれた4人の子供はすべて女だった。
インドでは女児より男児が生まれると親族に喜ばれる傾向があるみたいですが、
息子が授かるよう様々なアドバイスをくれるが、
どれも怪しいものばかりなのは笑える。
本作はレスリングを通して自我に目覚め、
成長していく長女ギータと次女バビータの物語。
女の子でもチャンスを与えれば、
可能性は無限に広がる。
インドでの女性の権利について取り上げている映画。
アーミル・カーンが27kgの体重増減で見せる役者魂も素晴らしい。
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