ダンガル きっと、つよくなるの作品情報・感想・評価

「ダンガル きっと、つよくなる」に投稿された感想・評価

nam

namの感想・評価

4.5
「娘とレスリングに対する父の情熱に涙する感動のヒューマンドラマ」

Filmarks最速試写会にて。
劇場予告を観た段階で涙腺を刺激されたので必ず観ようと思ったましたが、試写会で一足早く鑑賞できました。

元々、「家族」「スポーツ」のジャンルは大好物だったのですが期待以上でかなり感動でき、劇中に何回か泣いてしまいました。

「きっと、うまくいく」「PK」はコメディ寄りでしたが、こちらはドストレートなスポ根もので個人的には2作よりも本作のが好みでした。

ストーリーはレスリングでオリンピックの夢を諦めたアーミル・カーン演じる父親(マハヴィール)が生まれてくる子供に夢を託そうとするも、生まれてくるのは女の子ばかり。4人連続で娘が生まれ、夢を諦めかけたある日、長女(ギータ)と次女(バビータ)が近所の男子をボコボコに汚れひとつない娘たちの格闘センスに一筋の希望を見出し、娘たちに夢託すことに。その日から親子の猛特訓が始まっていきます。

ただのスポ根だけでなくインドならではの背景も作品には反映されており、日本では女子レスリングやスポーツでプロを目指すのは一般的ですが、インドではまだまだ女性は家事をして、嫁に行くだけという蔑視される考え方が根強いようで日本とのギャップには驚きます。そういった状況が夢を目指す上での障害として物語を引き立てます。

アーミル・カーンが「きっと、うまくいく」「PK」で演じたような変人ではなく、真逆な星一徹ばりの頑固親父を見事に演じきってます。

また特筆すべきはその役作り。若い頃の姿から娘たちの幼少期の40代、娘たち成人したからの50代とを演じているのですが、若い頃はPKでも見せたムキムキな肉体をレスラーに見えるようさらに筋骨隆々に鍛えあげ、後半の50代の姿では贅肉もつきたるみきった中年の姿では97kgもあったそうです。1つの作品でそこまで体重を増減できる役者魂と演技の幅の広さには脱帽です。本当すごい。

劇中にあるレスリングシーンもかなり見もので相当練習したのではないかと思われる程リアルで手に汗握ります。ラストにかけても実際の試合を見ているかのような緊張感があり引き込まれてしまいます。

インド映画にある歌って踊ってのミュージカル要素は少なく、劇中に歌が何度か流れる形なので、歌って踊ってが苦手という方でも問題なく鑑賞できます。

スポーツや家族などが好きな方にはとてもオススメできます!予告編がよくできているのでまずはそちら観てもらえれば作品の雰囲気が分かると思います。
johnny

johnnyの感想・評価

4.2
インド映画大好きな僕も楽しめた、違う種類のインドの作品
単純にスポ根映画ですね
紆余曲折がありの親子の愛

アミールの父さんっぷり最高!
時間が140分と少し長めですが、インド映画に良くある、大勢が笑顔で不自然に歌ったり踊ったりするシーンがないので、あまりインド映画をご覧にならない方にもオススメ出来る、熱血スポ根映画の傑作でした。

中盤、お姉ちゃんのもとへスクーターで駆けつけるジェット型ヘルメット姿のアーミルカーンに、名作『PK』を思い出して少しほっこり。

『きっと、つよくなる』というサブタイトルの蛇足感は異常。
あとナショナルチームのコーチ、テメーは許さない。絶対にだ!
泣いて、感動して、全身が震えた。
一緒になって応援して、息を殺して祈り、信じた。

女子レスリングというマイナーなジャンルのスポ根もので、親子愛のドラマを、派手な演出もなくこれだけ魅せるってすごい。すごく感動した。
子どもに夢を押しつけることには反対意見もあるだろうけど、ギータとバビータは父の夢を叶えることを自分の夢として、父の想いに応えることを自らの喜びとしてた。
因習に縛られた村で、少女たちにどれほどの勇気と未来を与えただろう。
耐えることも忍ぶことも、全ては信頼によるもの。自分を信じてくれる想いを信じられるから。

ダンガル!ダンガル!

ボリウッド
実話ベース
踊らないスポ根(ほんのちょっと踊った)
アーミルカーン
親子愛
140分で観やすい

つまり最高
keita

keitaの感想・評価

3.7
レスリングのシーンは迫力あったし、娘たちがどんどん強くなっていくのを見るのは面白かった。
けど、娘たちはレスリングやりたいなんて一言も言ってないからなあ。そこがちょっと引っかかるかな。
sachi

sachiの感想・評価

4.5
男尊女卑が強い国の 女の子に見せてあげたい。男女平等としてる国でも
全ての女性に勇気と希望をくれると思う。
明日も頑張ろうと思える映画です!
インド映画特有の 踊って歌ってのシーンも少し入ってて 満足
なんやろ。なんでかインド映画っていいよな。
渡辺謙に見えたけど
aron

aronの感想・評価

4.8
超掘り出し物の名作をまた見つけてしまった。
「世界一キライなあなたに」以来である。

インドは映画レベルも高い事を認識させてくれた。
カメラワーク・音楽・実在人物をモデルにしたストーリーの脚色力・
俳優陣のチョイス、どれをとってもハイレベル。
特にアーミル・カーンのプロ根性には驚かされた。
各年齢を表現するために、太りそして肉体改造。
ここまでする俳優っていないでしょ。

国際大会などの撮影セッティングは、本物の大会ではないかと思うくらい
リアルな大掛かりなセッティングであり、かなり力が入っている。

2時間19分というかなり長い映画だが、時間を感じないし、
何回繰り返し観ても、飛ばしたくなるようなシーンが出てこない。
無駄のない完成度の非常に高い映画。

何度も繰り返し観る映画のひとつに加わった。
「きっと、うまくいく」で、すっかりアーミル・カーンのファンになり鑑賞。観る気があまりなかった妻も最後まで観てくれました。面白かったです。
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