山に登る理由は各々にある。
命を賭けて登る人と、見守る人。
関わる人々の想いが丁寧に表現されているからこそ、ラストが胸に響く。
長治郎さんの佇まいと仕草が
どこまでも山の男だった。
(足運びがもう…
無駄なセリフを削ぎ落とし、俳優の目線や周囲の情景等からリアルさを伝えてくる、そんな昔の映画の良いところを感じることができた。何をしたかのではなく、何のためにするか。ことの大小に関わらず、目的を持って…
>>続きを読む明治末期、
国防のために前人未踏の剣山・劔岳 (つるぎだけ)の山頂に向かう陸軍測量隊と案内人の男たち。そして、同じく初登頂を狙う民間の山岳部隊たちの物語。
香川照之さん、やっぱりいい味出しています…
圧巻の景色。
でも、その名のとおり剣🗡️が連なったようなこんなところを、よう登りたいと思いますね...
装備は、もちろん今みたいな機能的なものでなく、ほぼ私服。
トオルさんに至ってはスーツで登っ…
ドローンの無い時代にかなりのお金と時間と労力が費やされている映画。四季の美しい立山の山々と、命懸けの山岳測量シーンがなかなかの見応え。
・本作で最優秀助演男優賞を獲った香川照之と鈴木砂羽の夫婦がど…
木村大作といえばやっぱり黒澤映画のカメラマンとして有名だ。
その彼が69歳にして初監督。
描いたのは日本地図作成のため現地劔岳登頂に向かった男たちの挑戦。
いかにも手掛けそうな題材であるし、本物を…
自然の美しさと厳しさがとても綺麗に描かれていて魅了されました。
日本人の素朴な感じも更に自然の壮大さを際立たせているようでした。
バックに流れるクラシックもマッチしているのだけれど、日本ならではな音…
「劒岳 点の記」製作委員会