【人生は選択の連続】
だ。
大学にいく、いかない。
結婚する、しない。
子供を産む、産まない。
という人生を変える選択もあれば、
ハンバーグを食べるか、パスタを食べるか。
階段でいくか、エスカレーターに乗るか。
これも選択だ。
子育てが終わり、子供が一人前になったとき、夫婦に残されたものはなんだろうか。
この映画はそんな夫婦に焦点をあてたハートフルなコメディ映画。
※モントリオール世界映画祭正式出品作品。
中学教師の宮本は、ある日、本に隠された離婚届を発見してしまう。
妻に問いただそうと試みるが…
期待以上に良かった。というか非常にハートフルだった。
原作が『ファミレス』ということもあり、デニーズを効果的に使っていることが印象的。
(というかなぜデニーズ提供?またお金か!)
というのも主人公はファミレスのメニューが選べない優柔不断な男。
対して、妻はしっかりもの。
夫婦は子供が旅立ったてしまったら2人の生活になり、お互いに不満はないけど不安はある。
熟年離婚が増えているのはきっとこの子供がいなくなって2人の間に空いてしまった空間が一つの原因なのだろうと思う。
長いけど、短い人生。
これまでしてきた幾度もの選択は正しかったのかなんてわからない。
けど、自分が選択した道に間違いはないはずだ。
そう信じて進むしかない。
ろうそくにはられた伏線と、吉田拓郎の歌が良かった。
もちろん、阿部寛と天海祐希というベテラン2人の演技が素晴らしく、この作品を押し上げたことは書くまでもない。
※あと、的確なタイミングで的確なアドバイスができるという点では自分は先生にはなれないと思いました。
もう一つ。
宮本は料理教室に通っているのだが、同じグループに菅野美穂と相武紗季っておかしいやろ!どんだけ美人しかいないのか!
よし、料理教室いこう!←
2017.2.1