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裸足の季節の私の映画のレビュー・感想・評価

裸足の季節(2015年製作の映画)
4.3
ヴァージン・スーサイズを透明感たっぷりに描いたかんじ。女の子たちが自然体で、弾けるように声をあげて笑っているのが良い。うみべで水しぶきを浴びながら男の子たちと無邪気に遊ぶシーンは青春の輝きに満ちていて眩しい。年相応の、健全な行為なのにね。"クソ色の服"って例えが個人的にツボだった。

自分たちの力で逃げ出してきたふたりはきっと強かな女性になると思う。トルコってこういう風習があるのかな。全然知らなかった。もっと色々なこと知らないとな。裸足で逃げ出してきたふたりの女の子たちの力強さ。主人公の末っ子の子は芯がとてもしっかりしていて、荒地に咲く一輪の立派な花のようです。自分で考え行動を起こせる。自分の人生を自分の足で力強く歩んで行く。彼女の持って生まれた強かさに胸を打たれました。
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