裸足の季節の作品情報・感想・評価

裸足の季節2015年製作の映画)

Mustang

上映日:2016年06月11日

製作国:

上映時間:94分

3.9

あらすじ

13歳のラーレは5人姉妹の末っ子。10年前に両親を事故で亡くし、いまは祖母の家で叔父たちとともに暮らしている。学校生活を謳歌していた姉妹たちはある日突然、家に閉じ込められてしまう。古い慣習と封建的な思想のもと、電話を隠され、扉には鍵がかけられ、自由を奪われた「カゴの鳥」となった彼女たちは、ひとりひとり見知らぬ男のもとへと嫁がされる。ラーレは自由を取り戻すべく、ある計画を立てる…。

「裸足の季節」に投稿された感想・評価

冒頭のじゃれ合い、透ける瞳と髪の毛、光に当たる肌が美しい。

同じ女性として叔父が許せない。
coro

coroの感想・評価

3.6
冒頭、波打ち際で男の子たちと無邪気に戯れる5人の少女。透けていくブラウスや肩車の素足に映し出されるイノセントな透明感が美しい。

私たちからすればごく普通に思える過ごし方も、素行が悪いと学校に通うことも止められ、閉ざされた家に軟禁される。
それでも彼女たちは乙女チックな水着を纏い、この閉ざされた空間をどこかしら神秘的な魅力を放つ避暑地に変えてしまう。
そんな彼女たちの輝きも、封建的な社会の中で古い慣習に縛られ徐々に色を失っていく。

少女たちの未来を流れるピアノやバイオリンの音色が、彼女たちに囁いているように聴こえたり、聞いてくれてるように聴こえたりもする。
hinano

hinanoの感想・評価

3.9
トルコの田舎に暮らす5人姉妹は、ある日男の子と遊んでいたところをふしだらだと叱られ、家に監禁されてしまう。更には長女から順に結婚までさせられ、、

ある程度自由に人生を歩んでいけることがどれだけ幸せなことなのかを実感させられました。

フィクションですが、監督が実際に見聞きした数々の体験談に基づいているとのことで、多少の脚色はあるにしても、世界はまだまだ男女平等から程遠いんだなあと、、、

考えさせられることは沢山ありましたが、綺麗なロケーションと無邪気で可愛らしい姉妹の姿のおかげで暗い気持ちにならずに鑑賞できました。とても見応えのある作品です。
閉ざされた世界の中で、5人の姉妹がそれぞれに選ぶ人生が描かれている。自分の手で切り開く者、忍耐する者、死を選ぶ者、それらを見て末っ子たちが選ぶ道。

観ている者が自分に誰を当てはめるかによって、見方が異なるであろう作品。そういう意味では映画としてあるべき姿を見てかも。
nyantomi

nyantomiの感想・評価

4.0
いい終わり方だった
意図的なのか、分かりにくいところがちょこちょこある
観たかったやつ!
長い髪の毛と、薄着の肌が綿のタオルケットに包まれる感触、目に良い

トルコの風習は知らないことばかりだけど、閉じ込められた若さ美しさがさらに増して目に映る
ぴ

ぴの感想・評価

4.0
キャッチコピーに心惹かれまくる、夢見る季節、というのは大半の人間に対しての共通言語になり得るものであり、夢がどのようなかたちであろうとも、誰しもその終着点に見えるリアリティの切なさは知っているんじゃないかな、という話はさておき少女たちのきらめきと相反する抑圧された社会の湿気のありえない乱反射!この間見た『猫が教えてくれたこと』の舞台はイスタンブールだったが、きっと地域によってリベラルから保守のグラデーションがあるのだろう、とにかく叔父は許されない
nono

nonoの感想・評価

3.8
5姉妹が美しいのなんの。自由や解放を望むという点で比べるなら『ルーム』より私は断然好きだった。まだ見ぬ土地を車窓から眺めるキラキラした目にただただ希望を感じる
おみ

おみの感想・評価

4.0
人には、誰か1人だけ尊敬できる人が居て、1人だけ信頼できる人がいて、自分を守ることを忘れなければ良い。

強く生きよう。
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