近作品はフィクションですが戦後の国民の情景や感情はその時そのものを映しているようで素敵でした。戦勝記念日ならではの町の雰囲気や音楽、社交、パブなど時代風景も感じることができ、戦勝記念だからといって全てが美しいわけではなくまだ戦争中の地区もあったり亡くなった人を悲しむ人々の気持ちも映しているため心に突き刺さるものがありました。その中でエリザベス女王がいろんなことを感じ成長していく様はとても楽しく心躍る内容となっていました。
この時代の服装や宮殿の装飾は本当に可愛いらしくてファッション要素のある作品であり、イギリスならではの感性を感じれるためワンシーンワンシーンがとてもきらびやかで美しかったです。撮影方法も感情を読み取りやすい構成になっていてとても分かりやすかったです。
