同タイトルのBBCドラマを原案にキャストを一新して作られた映画との事。
ドラマ版はIMDbで8.2と中々の高評価だがこちらは6.2と低評価。
それも納得の出来で教科書通りのスパイ映画をなぞってるだけの量産型のシナリオやストーリーで何も真新しさがなかった。
一応劇場公開された映画らしいがクオリティ的にはテレビ映画レベル。
どことなくジェイソン・ボーンを意識してそうなシリアス路線でアクションのカット割りなんかが特に似てた。
しかしながらこの地味さがイギリス映画らしいと言えばらしいのかも。
007は言うてアメリカのスタジオであるMGMとプロデューサーであるアメリカ人夫婦が権利を持っている所謂ハリウッド映画だ。
莫大な製作費が掛けられている派手な娯楽映画である。
(そういえばMGMって去年末にコロナで財政が悪化して身売りを検討してると報道されてたけどあれからどうなったんだろ?)
それはそれで世界中の人に愛されているし俺自身もハリウッド大作はもちろん大好きなのだがこういう低予算で地味ながらも堅調な作りを目指す姿勢こそイギリスの映画やテレビドラマの魅力でもある。
まあ…とは言えこの映画はつまらなかったけどw