「Super Size Me」のモーガン・スパーロック最新作。
広告やマーケティングの内情についてのドキュメンタリー。制作費は、なんと全て企業によるスポンサー費で賄った。主なフォーカスは、映画内におけるプロダクトプレースメントの現状。モーガンは制作者として、どこまで作品をコントロールできるか?企業の操り人形と化していないか?その微妙なラインで葛藤する彼の姿が描かれる。
あくまでも一面的な広告業界の内情だが、面白い。観客を受身的な対象として見ている感は否めない。
けど、制作費を全て企業のお金でカバーしちゃおうとする度胸は凄い。しかも、有名な広告代理店からことごとく断られ、結局ほぼ一人で、各企業に直アポで体当たり勝負。
壮大なチャレンジには、リスクはつきもの。そのリスクを取るか取らないかは、あなた次第…。