あきしげ

アドベンチャー・キングダム 未来の勇者と5つの試練のあきしげのレビュー・感想・評価

1.5
オランダのベストセラー児童小説を実写映画化。
オランダで権威ある児童文学賞を受賞している。
ミュージカル化して40年のロングランヒット。
壮大なる物語の映画化は不可能と言われていた。
ついに10億円の製作費を投じて映像化された。

この謳い文句だけで名作を連想させる。
でも、実際は話題にすらならない作品。
リクエストして追加してもらいました。

はい、この時点で怪しさ満点。

タイトルにあるように主人公は、
5つの試練をクリアする物語で、
全部クリアすれば国王になれる。

もちろん、ファンタジックな設定です。
国も登場する人々もファンタジーです。
だけど、どう見ても現代的な世界です。

・1つ目はエシターシオネで流行している「大鼻病」の治療。
・2つ目はエルクミーネで「移動する4つの教会」を止める。
・3つ目はスモークで廃墟となる町「ドラゴン退治」をする。
・4つ目はパンタールで「魔術師から人々を解放」をさせる。
・5つ目は首都広場にあるアロイシウス塔から飛び降りる事。

ハッキリ言いましょう。
この試練は誰でもクリアできます。
80%の確率で失敗する。
そう言っているけど、
見た限りだと誰でも解け、
強引に解決できそうな問題であり、
試練そのものが微妙だ。

ベースが児童小説だから小難しい事はほぼない。
主人公が淡々と問題をクリアしていくだけです。
フル活用された主人公補正とは本作を指します。

必然的に5つのエピソードに分けているが、
その効果で物語全体が薄味になっていて、
見どころがないのが見どころだと言えます。
もう緩急があるとは言えない構成であり、
そもそも主人公に魅力を感じられなません。

退屈すぎて途中で何度止めようかと考えた。
逆にお子様程度なら楽しめるかもしれない。

何か刺激を求めるなら本作はやめるべき。
逆に眠りたいならば本作は是非観るべき。

RE-111