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雀鬼5 ひとりだけの引退試合のdjangoのレビュー・感想・評価

5.0
大爆笑。
桜井章一は、恋人の父親と麻雀仲間になり仲良く麻雀を打っていた。
2人は次第に本気になり、徹夜麻雀を繰り返す。
その結果、恋人の父親は死んだのだった。
悲しげな音楽が流れ、桜井章一は悲しむが、僕は笑い転げていた。
何故死ぬまで麻雀を打つ必要があったのか(笑)
そんな時、麻雀の天下一武道会みたいなものが開催され、桜井章一は最後の麻雀を打ちに行くのだった。

序盤の衝撃的な死が忘れられない。
心理戦をメインに持ってきた麻雀映画。
凄腕が徐々に沈んでいく精神を削っていく戦い。
戦っている相手が何者か?
などは、特に描かれてはいない。

これでいったん終了だろうか。
清水健太郎は、その後真・雀鬼シリーズを延々と続けていくことになる。

ファンが求めるもの、それだけを提供し、余計なものは削ぎ落としたシリーズだった。
それだけでいい。客を満足させる映画は。良いシリーズだった。
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