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くまのプーさんのmiwanのレビュー・感想・評価

くまのプーさん(1977年製作の映画)
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ディズニーに興味なし。プーのビジュアルがあまり好きじゃない。普通だったら絶対観ない作品。
だけど、「プー僕」があまりにも消化不良だったので、プー僕号泣の友人に本作を薦めてもらって鑑賞!

プーたちとクリストファー・ロビンの関係は対当な「友だち」だと思ってたけど、どちらかというとクリストファー・ロビンの保護者的な「無償の愛」、、っていう方がしっくりする。

プーたちは、見たものをそのまま自分の世界のすべてと感じ、感じたことをそのまま言葉や行動にする。突拍子もない発想もプーたちにとっては特別なことではなく、時間が過ぎていくこともこれから起こる未知の未来の存在すら知らない。

そんなプーをクリストファー・ロビンは「おばかさん」って言うけど、決して見下しているのではなく、保護者が子どもやペットなどに感じる愛おしさの本能だと思う。

プーたちは困るとすぐにクリストファー・ロビンを頼るけど、それは当たり前のことで、クリストファー・ロビンも何の迷いもなく当たり前のようにすぐ駆けつけてプーたちを助ける。

クリストファー・ロビンは100エーカーの森も知っているけど、別の世界も知っていて、更に自分の前に現れるであろう未知の世界も予感している。だから、「何もしないことをしている世界」にサヨナラをしなくてはいけないことを受け入れようとしている。

プーたちはずっとプーたちのままだと知っているクリストファー・ロビンは、「ずっと友だちだよ」ってプーに言ってたけど、きっと自分に言い聞かせていたんだと思う。

「プー僕」もう一回観てみます。