いち麦

ブランカとギター弾きのいち麦のレビュー・感想・評価

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)
3.0
少女ブランカを始めドン底だが強かに生きる孤児達の暮らしやマニラのスラム街が目を惹く。愛らしさと哀愁を纏う歌も良い。盲目老人の優しさが導く物語は悪くないのだが、所々描写不足で不自然さが拭えない…惜しい。
ブランカ役の少女、Cydel Gabuteroの歌声は透明感と真っ直ぐな伸びがあってもっと聴いていたいと思って見ていたが…。YouTubeで視聴できるカバー曲ではもっとソウルフルに歌っててぶったまげた。映画ではもっともっと彼女の歌の魅力を引き出すべきでしょう。うーん、非常に勿体ないよ。
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