ゆき

ぼくのおじさんのゆきのレビュー・感想・評価

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)
3.6
ワオ

ぼくのおじさんは屁理屈ばかりでお土産もお小遣いもくれない。勉強もスポーツもダメ。僕の家に居候する「おじさん」について作文を書いてみるのだった。

なんとも、ゆるい。ありそうで、ありそうで、ありえない浮遊感。
よく掴めない時代設定に表情がほぼ変わらないから掴みきれないおじさん。
そして棒読みすぎる姪っ子もなんとも表現しづらい可愛らしさ。「きゃっ」とか漫画なら横に書きだされそうな発言を立て続けてくる。笑
おじさんなりに精神的な革命後はなお一層非現実的。現実的な甥っ子とのコンビはなんだか心地いいリズムを生みだしてくれます。

終始BGMが愛らしくて、しっかり最後まで心を掴まれてしまった。
ポスターのヴィジュアル通りの一作。
ゆき

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