借りぐらしのコブレッティ

ミッション:インポッシブル/フォールアウトの借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

3.9
トム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督のコンビによるミッションインポッシブルシリーズ第6作。ゲストスターはヘンリー・カヴィル、ショーン・ハリス。
映画評論家町山智浩によるとまずトム・クルーズが撮りたいアクションを撮って、その後にお話を作るという事をしているようで、今トムが何をしているのか時々よくわからなくなるのはそのためだと思われます。
うまく言えないのですが、パリのクラブシーンの光の使い方がとても美しく撮影監督はロブハーディという方だそうです。いい仕事してます。
トム・クルーズ御本人実演のアクションシーンは毎度の事ながらハラハラします。ビルをジャンプでわたるシーンでほんとに骨折したそうで、映画にかける情熱の本気度をビッシビシ感じます。MI3のヒロインも出てきて過去シリーズとの繋がりも強くなりました。やっぱり最後は一対一の決闘…トム・クルーズの作家性なんでしょうね。
本編に関係ないですが、アカデミー賞はベストスタント部門を作って陽のあたらないスタントマンの労をねぎらって欲しいですよね。その際トム・クルーズに特別賞をあげれば賞に箔がつくのでは?と勝手に妄想したりします。