このレビューはネタバレを含みます
スクリーン9
DOLBY ATOMS
パリでのロケシーンや、事前に出回っていたスタントシーン、こういう風に使われたんだなぁと思い起こしながら観られて、楽しみがさらに増すのっていいなぁ。
とにかく最高だった。
スタントシーンはやっぱりかなりの迫力。
全部が危険過ぎて、生身でやったなんて本当に絶句してしまう。
今作でもイーサンの全力疾走が見られるけど、50代の走りじゃないよ…めちゃくちゃ早いし、失速せず走り続けられるのが地味に凄いよ…。
全編に渡るアクションシーンはもちろんのこと、それ以上にチームの絆がより浮き彫りになっていて、これがイーサンのチーム！というやり取りがたまんない。
地下水路でイーサンをキャッチする所での、ベンジーとルーサーとの空気感がとてもツボ。操縦するベンジーが妙に頼もしかった！
そして、ベンジー！やったね！と内心で拍手(笑)。
どんなに追い詰められた状況でも切り抜けるだろうことは想像に難くないのに、それでもあの人がああなるのか！という点はあちこちで予想外の展開だし、目まぐるしく変わっていく状況と張り巡らされた作戦を追うのに必死(笑)。
スパイ的なガジェットがあんまりなかったのだけが物足りないかな。
過去作のオマージュかな？と思うシーンもちらほら。
ルーサーの思いやりや、イーサンという人間の私的な描写とか、なんかもう随所で胸が熱くなったよ…。
幸せか？
泣けた。
これ以上、危険なスタントはして欲しくないけど、このシリーズはまだまだ続いて欲しい。彼らの活躍をこれからも観たい。
