滝和也

ミッション:インポッシブル/フォールアウトの滝和也のレビュー・感想・評価

3.9
走れトム!飛べトム!
落ちろトム!登れトム!

もはやこの上にいるのは
成龍のみ!トム・クルーズ
の限りなきアクションへの
矜持に…。

「ミッション・インポッシブル
フォールアウト」

シリーズ第6作目!本日劇場ハシゴして来ました(笑) 毎回ながらトム・クルーズのサービス精神と言うか、アクション愛に驚かされます、このシリーズ。御本人が全部やっていると言う緊張感が半端ない(笑) コメディリリーフのベンジーことサイモン・ペッグがいなかったら、大変です(笑) 

アクションとしてのアイデアはそんなに新しい訳ではないんです。パッケージのヘリは昭和ライダーもレベルは違えど本人がやってますから。他は007とか…

でも!端から本人です!と宣伝されたら、しかも撮影中骨折しただぁ、言われたらねぇ…。何も起こらないと分かってても緊張感あるし、凄いと言わざる得ない(笑)宣伝の上手さですよ。50代半ばのトムさんのカッコ良さを見るべきなんだろうなぁ。お気に入りシーンはロンドン全力ダッシュですかね。走る姿が絵になってますよ。ホントに。

良かったのはやはり今回もチーム戦。ミッション・インポッシブルと言えばこれですからね。前作から再登板のベッキーに似てるレベッカさんを加えたチーム。イーサンを支えるベンジーの存在はデカ過ぎ。コメディリリーフだけじゃないですよね。サイモン・ペッグのあの子犬の目がもうたまらない(笑) ジェレミー・レナーがいないのは(T_T)かな。代わりは…アレック・ボールドウィンと鋼鉄の男(笑)

そうスーパーマンならではの役を演じるヘンリー・カヴィルも中々(^^) 髭面だとあんなふうに見えるんですね(笑)

プロットはプルトニウム争奪戦を柱に、ミッション・インポッシブルらしい二転三転があるわけです。そんなに新しいわけでは、ありませんが、スピーディーなアクションに継ぐアクションのため、腹落ちする前に進んできます(笑) やや説明不足な感じは否めないんですが、楽しいから良しです(笑)

前作の悪役、ヒロイン、そしてイーサンの大事な方とシリーズならではの続編でもありますね。監督も初の連投(^^)この方トムさん御用達みたいになってますが(笑)その分前作及びシリーズを見てないと思い入れの部分が足りなくなるかな…。アクションもバイクやクライミングと言ったオマージュ的なものもありますし。

そう、アクションや仕掛けにびっくりしてた訳なんですが、もっとビックリすることが劇場で起こったんです。

途中、突然ブチっと画面が切れました(笑)明かりが着いて…?

オイオイ、まさか今どきフィルムじゃないだろと。昔はあり得たんです。フィルムが切れたり、熱で燃えたり…。じゃあ、長い作品だから休憩か?あり得ないだろと。

停電でした(笑)非常電源で灯りは着いたらしいのですが、画面は立ち上げ直しが必要だったのか、しばらくして再開(^^)落雷みたいでした…。
滝和也

滝和也